2013年11月20日水曜日

EOS Mを試す

先ほどの設定を行ってから、EOS Mの性能を試すべく金星の観測をさっそく行った。大型の望遠鏡を出す時間が無かったので、手近のKenko反射望遠鏡(口径11cm)にCelestron Zoom eyepieceを取り付け、そこにD-ring、およびEOS-Mレンズ変換アダプターを介してEOS Mを接続した。

EOS Mの液晶が丁度いい具合にLive view的なモニターとなって撮影は快調に進んだ。実に見やすい!しかし、モニターの映像と実際の画像には差が生じるので、そこは微調整が必要。ビデオ撮影もすることができた。

撮影した写真を拡大し、いろいろ色合いなどを調整したものがこれ。
右上の計算は「つるちゃんのプラネタリウム」より。
大気による「像の揺らぎ」がちょっと大きめな感じ...

色収差がある!反射望遠鏡なのに。これは接眼レンズのせいなんだろうか?まあ、それは仕方ないとして、金星が半月状になっている様子が確認できる。なんとなく、金星の球形の感じも出ているような気がする.大気は結構揺らいでいたが、金星の大きさが随分増してきたので、撮影してもなんとか形を維持できているようだ。

これは木星や土星の観測には使えそうだ。次は星雲や彗星などに試してみよう。とにかく軽いので、望遠鏡につけて観測するにはとても使いやすいと思った。

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